【業界の闇】リプロダクト品は買っちゃダメ?正規品の違いと賢い選び方

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この記事を最後まで読んでもらえればこんなことが分かります!

  • リプロダクト品の正体
  • リプロダクト品のメリット・デメリット
  • リプロダクト品の賢い選び方

普通の家具と何が違うの?

楽天市場やAmazonで家具を見てると、リプロダクトジェネリックという言葉がついた家具を見ませんか?
インテリア関連に詳しくない人にとってはよくわからない単語ですよね。

リプロダクト品とは元のデザインを真似て作った家具のことなんです。

元のデザインとは「名作家具と呼ばれる、世界的に価値のある既存のデザイン」のことになります。
これを真似た、似たようなデザインの家具をリプロダクト品というのです。

てことは…

リプロダクト品って買ってもいいの?
正規品に比べて安いのはなんで?

こんな疑問を持ちませんか?

この記事ではリプロダクト品について、わかりやすく解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。

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Contents

リプロダクト品とは?

そもそもリプロダクト品ってなに?

まずはリプロダクトという言葉について触れておきます。

リプロダクトを簡単に言うと、元のデザインを真似て作った家具のことを指します。

  • Yチェアに似せたペーパーコード
  • チェアイームズのシェルチェアに似せたチェア
  • イサムノグチのコーヒーテーブルに似せたローテーブル

こんな感じで、有名な家具のデザインに酷似してる家具のことです。

つまり、名作と呼ばれる世界的に有名な家具のデザインを模倣した家具ということです。

模倣品って販売していいの?

結論から言うとかなりグレーです。
黒寄りのグレーとも言えます。

商品の販売には商標権や意匠権、著作権などのたくさんの法律が絡んできますよね。
ややこしい部分は今回触れないでおきます。

もっと知りたいという方はこちらの方の記事をご覧ください。

株式会社addLess経営者の小木曽さんが執筆された記事です。
他の記事もぜひご覧ください!

引用記事

でもネットだと結構人気がある

家具やインテリアに詳しくない、いわやるライト層からすると

  • 有名な家具を安く買える!
  • デザイン性の高い家具が安く買える!
  • 正規品は高くて手が出せないから…

こんな感じで結構人気があるのが現実問題です。

現に口コミや評価を見ると結構高評価がついていますよ。

結局買っていいの?

早めに結論をご紹介します。

私個人としては、リプロダクト品の購入肯定派です。

デザイン性が高い家具が安く買えるんですもん。
お金もたくさんあるわけじゃないし。そりゃ欲しいに決まってますよ。

でも一つ言っておきたいことがあります。

買ったらダメとは言わないけどおすすめはしない!

その理由はこれからご紹介します。

リプロダクト品のメリット

黒寄りのグレーと呼ばれるリプロダクト品でも、人気があるのには理由があります。

  • 高いデザイン性
  • 手頃な価格
  • 入手のしやすさ

一つずつ見ていきます。

高いデザイン性

世界的に有名な家具をモチーフにしているんだから、当然と言えば当然ですよね。

無○良品やニ○リを否定するつもりはないですが、
やはりデザイナーが携わった家具は芸術性に優れ、評価されるだけの価値があるデザインですね。

手頃な価格

世界的に有名な家具となると、どうしても僕たち一般庶民にはなかなか手が出せないですよね。

ダイニングチェアが1脚10万円越え…

インテリアに興味のない人からしたら意味がわからないでしょうね。

しかしリプロダクト品の場合はどうでしょう。

正規品にそっくりなのに価格は半分以下、むしろ1/3くらいでしょうか。

ひとり暮らし始めたの人や、インテリアに回すお金があまりない人にとっては、
選択肢の一つにしっかり入るんじゃないでしょうか。

入手のしやすさ

人気のゲーム機やキャラクターグッズなど人気のあるものって、なかなか市場に回らず、手に入りにくいですよね。
家具も同じです。

名作家具の多くは職人さんが手作業で生産されているので、大量に市場に出回ることはないんです。

ですがリプロダクト品は工場で大量生産が基本だと思うので、在庫は十分にあり比較的入手がしやすいです。

リプロダクト品のデメリット

当然ながらデメリットも存在します。

  • 正規品に劣る耐久性
  • 品質のばらつき
  • 法や倫理観に抵触する

一つずつ見ていきます。

正規品に劣る耐久性

基本的にリプロダクト品は、正規品に比べて耐久性が低いことは覚えておいてください。

材料などの原価や加工などの製造コストを抑えるから安く売れるんです。
当然ですよね。

また正規品はほとんどの場合、正規代理店で購入すると5年くらいのメーカー保証がついています。

通常使用に伴う摩耗や劣化はメーカーが修理してくれるので、長い時間愛用できますね。

一方リプロダクト品は保証期間が短い場合やそもそもないケースもあります。
この辺りは個人の判断になりますが、購入の際にはよく考えることをおすすめします。

品質のばらつき

メリットでも触れましたが、リプロダクト品は工場で大量生産されるケースが多いです。

それにより品質のばらつき、いわゆる個体差が激しくなってきます。

リプロダクト品は通販サイトで購入するケースが多いと思います。
実際にものを見て購入できないので、ハズレに当たる可能性も十分にあることは覚えておいてください。

法や倫理観に抵触する

序盤でも触れましたが、商品を販売するには商標権や意匠権、著作権など様々なルールをクリアする必要があります。

リプロダクト品はこれらのルールに触れていたり、破っていたりするケースが大半です。

さらには倫理観にも関わってくる問題があります。
ここでは作品自体の価値が下がる問題について触れてみたいと思います。

”正規品を模倣するという行為自体にリスペクトがあればいい”

という問題ではないですが、個人的には最低限ここは守ってほしい部分ではあります。

リスペクトがなく、ただお金を稼ぎたい。
これだけの理由でリプロダクト品を販売するのは許されることではないし、ムカつきます。

さらにデザインが良くて安いからと言って市場に多く出回ることで、正規品の価値が下がる。
こうなってはデザイナーが報われないですよね。

少し喋りすぎましたね。

リプロダクト品の選び方

ここまで読んでくれた方の中には、

そうはいっても安くておしゃれなリプロダクト品を買いたい!

という意見もあるでしょう。

ここからはリプロダクト品を買う場合のお話をしていきたいと思います。

  • 素材表を確認する
  • 販売元を確認する
  • コスパを考える

一つずつ見ていきます。

素材表を確認する

正規品と比べ、どうしても素材はチープなものになりやすいです。

よくあるのが、
木目だから木製(無垢材)なんだろうと思って購入した。
でもよくみたら木目風のプリントでただの合板だった。

なんてケース、時々目にします。

こうならないためにも、商品の素材表は必ず目を通してください!

販売元を確認する

正規品を販売する正規代理店には商品の保証やアフターケアが充実しています。
しかし、リプロダクト品に場合はそれらはあまり期待ができません。

  • 販売元の口コミや評価は問題ないか
  • 保証やアフターサービスは充実しているか

これらをよく見て、問題なけば購入するようにしましょう!

コスパを考える

「安物買いの銭失い」

安価な物を買うと、品質が悪かったり、すぐに買い替えなければならなかったりするので、かえって損になるということ。

出典:goo辞書

全てのものの品質が悪いとは思いませんが、やはり正規品には及ばないですよね。

いい家具ってただ高いだけじゃないんですよ。

  • 高い品質
  • 高いリセールバリュー
  • 高い満足度

これらの価値があるからこそ長い年月根強い人気があるというわけです。

じゃあいい家具ってどんなものがあるの?
そんな時はこちらの記事で詳しく解説しています!

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まとめ

今回はリプロダクト品のメリット・デメリットや選び方を紹介しました。

  1. リプロダクト品の正体
  2. リプロダクト品のメリット・デメリット
  3. リプロダクト品の賢い選び方

繰り返しになりますが、僕はリプロダクト品の購入肯定派です。
ただ、心からおすすめはしないです。

インテリアに興味を持ってほしい。
インテリア好きが増えてほしい。

こんな思いで記事を書いている僕的には、価値のあるデザイナー家具を手にとってその魅力を感じてほしいです。

どうしても値段は張りますが、その分愛着が湧くってもんです。

仕事から帰って、くつろげる空間に愛着のある魅力的な家具がある。
最高じゃないですか。

本記事を読んでくださりありがとうございます。
コメントや感想お待ちしてます。

 
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